このたび平岡商店はクラウド会計ソフト「会計freee」の2つ星認定アドバイザーに認定されました。

会計freee認定アドバイザー制度とは

クラウド会計ソフトfreee会計を提供するfreee株式会社が、税理士事務所や会計事務所、社労士事務所などに対し、5段階の評価でfreee会計の習熟度を評価する制度です。1~5までの星であらわされ、星の数が多ければ多いほどfreeeの習熟度が高いため、ユーザーが認定アドバイザーを探す際に、freeeを使いこなせているかどうかの指標になります。

会計freee認定アドバイザー制度について

会計freeeの良さを簡単に言うと、、

小規模事業者の自計化(自分で経理を行う)に適していることだと考えています。追加料金が不要のスタンダードプランで請求書発行機能、個別の取引先に対する債権債務(売掛金、買掛金、未収入金、未払金)の管理機能が付与されている点で、個人事業主や家族経営といった小規模事業者でも、中小企業並みの経営管理が出来る可能性を持っていると思います。

リアルタイム経営が経営の安定化につながる理由

資本が小さく個人と事業の資金を合算しながら経営することが多い小規模事業者にとって、会計freeeが提唱されている「リアルタイム経営」を推進することが経営の安定化に繋がります。発生取引、決済取引、残高、業績が一元的に把握できるため、会社の動態、言い換えれば、現場、銀行口座、事業者の動態をリアルタイムで把握できるのです。

ネットバンキングやクレジットカードなどの入出金履歴の自動同期による現金残高の可視化の効果も高いのですが、もっと重要なのは会計ソフトでありながら請求書作成、個別債権債務管理機能が利用できることだと思っています。特に創業から数年経過した頃の小規模事業者において、個人と事業の合算収支管理、商取引ルール、原価計算、資金繰りで躓くことが多いのです。

売上はそこそこだが、、という事業者さんにも最適

請求書についても同じで、計上日、締め日、入金日の設定は人がやるし、債権債務の発生、決済、差異管理もシステム設計は出来るが運用ルールは人が作っています。会計や商取引の原則を知らないまま事業を推進することで、正確な業績が把握できないまま経営されている事業者さんが多いと感じています。

本来の取引実態に即した請求書の作成と債権債務管理の甘さが現金残高の不安定さに繋がり、原価管理の甘さが曖昧な売価設定と収益率の圧迫に繋がります。結果として売上が上がっても利益も資金もついてこない、といった課題を感じている小規模事業者さんが多いのではないでしょうか?

立替資金が増える成長期もfreeeがあれば安心

特に立替資金が増えてくる年商5千万くらいを超える時期までに正しい残高、資金、損益の管理手法を知らないと、思わぬところでデフォルトしたり、社内外とのもめ事が発生する場合もあります。

会計freeeには基本機能として内部統制、販売管理機能が付与されており、会計サポートをしつつ、同時に上流の内部統制、販売管理のサポートを行うことができます。これは会計事務所、事業者双方にとって生産性の向上、デジタル化の推進につながりますし、業績、資金繰りといった経営の安定化において極めて有効だと考えています。

会計freeeの導入、経理のデジタル化、資金繰りなどぜひお気軽にお問合せください。