現場の課題を吸い上げ一緒に考えながら示す
弊社の課題として、試算表、決算書の作成が遅いことが課題としてあり、経営管理できていない状況でした。そのため、 経理部門の見直しや事業承継も視野に入れ、後継者の経営者としての育成も含めた、コンサルティングを行ってくださいました。
今まで、弊社では、経理部門の見直しを行おうと思っても、何から始めればいいのかわからないこと、また経営層が経理の現場を知らないので、現場がどのような課題をもっているのか把握できておりませんでした。また、現場の方がコンサルティングを受けることが初めてのため、平岡様ご自身が、現場の方と信用を得られるかが鍵となっておりました。
しかし、平岡様は、営業から経理まで幅い現場での経験を積んでおられたため、すぐに現場の方の課題感に共感をもってくださり、現場の方もにこやかに、そして時には積年の会社に対する課題感を示してくださいました。
まず、現場の経理担当者が現場に沿った改善の手法を前向きに考え、提案・実行の意向をみせてくれました。具体的には、経理作業の時間を確保するための、生産性向上を図るため、導線・モノの配置改善による導線の適正化と出荷処理の手順の適正化です。この課題解決策は現場の方の声から吸い上げたものです。
一般のコンサルタントの方であれば指示して終わり、であることが多く、経営層や特に現場の方は何をすればいいのかわからない、ないしは何からやったらいいかわからない、もっと言えば何故こんなことをするのかわからない、という状況に陥りやすいと感じます。しかし、平岡様のコンサルティングは、数々のご経験から、優先順位を示してくれるだけでなく、現場の声から課題感を吸い上げるので 、積年の従業員の課題感、つまり働きにくさの解消を行うことができるとともに、具体的な解決策を一緒に考えながら示してくださいました。
そのため、弊社の場合では、管理経営の足掛かりとなるだけでなく、従業員の会社での働きやすさ向上にもつながることが望めました。