女性経営者の再建伴走/福祉サービス業
支援の結果
■ 資金繰りを安定化し、現預金残高が大幅に改善
■ 原価率・人員配置を見直し、赤字から黒字へ転換
■ 会計freeeを活用し、経営数値を把握できる体制を構築
■ 現場とのコミュニケーション改善により、職場環境が安定
■ 経営者が孤立状態から脱し、継続的に経営判断できる状態へ改善
ご相談の経緯
「会社を売りたいんです」
ある小さな福祉事業の女性経営者から、そのようなご相談をいただきました。創業から数年。異業種から福祉業界へ挑戦した経営者でしたが、現実は厳しく、資金繰りは綱渡りの状態が続いていました。毎月赤字が続き、現場では従業員との距離感も広がり始めていました。「良かれと思って」進めた改善策が、結果として現場とのズレを生み、職場の空気も徐々に悪化。経営者自身も強い孤立感を抱えていました。さらに、会計や経理体制も十分に整備されておらず、税理士との連携も限定的な状態となっていました。会社のお金の流れを正確に把握できないまま、日々の運営に追われ続ける状況。家庭への影響も大きく、経営者ご本人だけでなく、お子様にも不安定な影響が出始めていました。
支援内容
まずは会計freeeのデータをもとに、現状把握から着手しました。記帳内容や数字のズレを整理しながら、
- 資金繰り状況
- 原価構造
- 人員配置
- 請求管理
- 勤怠管理
- 日々の現場運営
を一つずつ確認。その中で、
- 売上先が比較的安定していること
- 入金状況が堅実であること
- 事業規模が複雑化しすぎていないこと
など、再建可能性につながる要素も確認できました。また、経営者自身の中に、「本当は事業を続けたい」という強い思いが残っていたことも、大きなポイントでした。そこからは、数字だけではなく、現場や経営者の感情面も含めた伴走支援を実施。会計、シフト、請求、勤怠、日報管理などを共有しながら、現場とのコミュニケーション改善も含めて継続的に支援を行いました。小さな会社では、経営と生活は密接につながっています。だからこそ、単なる数値改善ではなく、「経営者が一人で抱え込まない状態をつくること」を重視しながら支援を進めました。
支援の成果
約2年間の伴走支援を通じて、会社は少しずつ安定を取り戻していきました。資金繰りは改善し、現預金残高も安定。原価率や人員配置の見直しにより、利益体質への転換も実現しました。また、経営数値をタイムリーに把握できる体制が整ったことで、経営判断のスピードも向上。さらに、現場との対話が増え、従業員との関係性も徐々に改善していきました。何より大きかったのは、
「もう無理です」
と話されていた経営者が、
「まだやれるかもしれない」と前向きに考えられるようになったことでした。
小さな会社ほど、社長が孤立しやすい
創業期や家族経営、小規模事業では、経営者が一人で問題を抱え込んでしまうケースが少なくありません。特に、
- 資金繰り
- 経理
- 現場管理
- 従業員対応
- 家庭との両立
が重なると、精神的にも追い込まれやすくなります。ですが、本当は「続けたい」という思いが残っている限り、改善できる可能性はあります。平岡商店では、数字だけではなく、現場や経営者の悩みに寄り添いながら、家族経営・小規模事業者向けの伴走支援を行っています。資金繰り、経理、事業承継、現場改善などでお悩みの方は、まずはお気軽にご相談ください。


