食品製造業の家族経営を再生|在庫管理で利益改善した支援事例
食品製造業の家族経営を在庫管理から再生。現場密着型コーチングで利益体質へ転換した支援事例をご紹介しています
支援内容と成果
①在庫管理体制、経営管理体制の構築に向けての課題抽出と改善策、解決策を提案
②倉庫で現場スタッフとの対話を通じて課題を深堀りし、優先順位の付け方と進捗管理方法を助言
③在庫管理の改善策、解決策実施のための社内課題の特定と対応策
④日次、月次の在庫照合方法、突合、修正技法をコーチング
在庫管理が業績向上のカギを握る理由
水害の被害を受けたことをきっかけに原価改善や在庫管理体制の改革を進めたいという中小企業(年商規模10億円以下、従業員数30名以下)さんからのご依頼でお伺いしました。「利は元に在り」と言われるように正確な原価管理が業績向上のカギを握る事は多くの経営者、管理者はご存知かと思いますが、大切なことは原価は下げるためだけにあるのではない、という事です。
なぜ在庫がそんなに大切なのか?
在庫は正しく会社の身体を把握するための要です、言い換えると在庫はヒトの身体で言うと腰に当たります。うちは仕入が少ないから、うちは在庫はきちんとやっているから、と安心している企業さんが多いのですが、実は在庫を正しく管理することが強い会社を作る最善策なのです。ですから、正しいかどうかによって目を離すのではなくて、在庫を常に正しく把握することによって、会社の内部環境、外部環境の変化を素早く的確に把握する指標(KPI)なのです。
在庫をとることが目的ではありません
在庫とは単に数量を数えて、数量を合わせておけば良いというものではありません。日ごとの在庫数量の差額には、様々なドラマが潜んでおり、その中で異常を発見するために、毎日そうしたドラマ(受け払い)を踏まえて在庫管理をしなければならないのです。今回の事故の原因が在庫管理の在り方にあるとは断言できませんが、在庫は罪庫といわれることもあるように、様々な誤謬や不正が発生する要でもあるのが在庫なのです。
メインバンク、支援機関からのフィードバック
ご支援に対する効果として、今回は支援機関からのフィードバックの一部をご紹介します
:同社の在庫管理に重点を置いた支援内容だった
:商品・製品在庫について現体制の具体的な改善事項の抽出をしていた
:今後の対応についての指導
:銀行へ業績説明する際に押さえるべきポイントや重点事項も助言
:先方も納得されている様子だった
:「支援先の体制を立て直したい」という専門家の熱い思いが伝わってきた
:専門家派遣が継続されることで、今後も良質な支援が見込める
などなど、ご相談者だけではなく同席された支援機関からのフィードバックを頂けたことは何よりの励みになります。ざいこ
在庫管理に関する無料相談を受け付けています
平岡商店のビジネスストレングスコーチングが他の経営支援と異なる点は、中小企業、小規模事業者の経営管理体制の構築に向けての伴走型支援コーチングだという点です。また、会議室や事務所での口頭ベースのコーチングではなく、実際に企業の倉庫、工場といった現場で、社員、パート、アルバイトさんなどの現場スタッフさんに対してのコーチングが出来る点です。普段は現場に入らない経営者、後継者、経営幹部、中間管理職さんにとっては、手足の代わりとなって現場の業務監査が出来る点が特徴でもあります。
自分の会社の在庫管理はこれで良いのだろうか?
毎日在庫管理をしているけど、なんかモヤモヤする
在庫が合わない。何かおかしい
など、在庫管理に関する素朴な悩みを聞かせていただければ、あなたの会社の課題、改善策をご提案します。


