今日は、厳しい資金繰りに悩むご経営者に対して行ったコーチングを振り返りながら
ギリギリ土壇場からの建て直しについて触れてみたいと思います

来月の返済をすると、手形が落ちないかもしれない!

保証協会の枠もほぼない中では追加での資金調達も難しいかもしれない。
支払も待ったなし、次の一手が決まらない。
睡眠不足と、食欲も、仕事への意欲もなかなか湧かない。
手形決済と銀行返済が重なった資金繰りの課題解決には、
おかれた局面と想定リスク、その影響を時間軸を踏まえて正しくとらえる必要があります。
また、生業特有の生活資金と事業資金の色を整理しながら選択肢を固めていきます。

何を続け、何を辞め、何を創めるか、

決算書だけでは把握し得ない特殊要因を掴みながら、
丁寧にデータを読み解き優先順位をつけていくアプローチが必要になります。
 
 

調達か、リスケか、猶予か?

 
 
目先の回避策だけでは不十分であり、
中期的な視点でのロードマップも備えておく必要があります。
 

理想や目標を掲げながらの支援が必要

 
最も大切なことは、
経営者にしか分からない資金繰りの苦しさに寄り添い、
励まし、理想や目標を掲げながら導く伴走支援であり、
それこそが、経営者の志に火をともし、
厳しい銀行交渉に挑まんとする奮い立たせるのだと思います
 

絶対にあきらめてはなりません。

必ず次の一手は見つかります。
お目にかかってから一時間、
どんよりしていた表情に明るさや熱意を感じられました。
もっと的確に、ご経営者の中にある答えを導き出せたかもしれませんが
なんとか任務を果たせたことと思います。

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