コーチングでやっていることをご紹介しておきます

:事業計画書を読み合わせながら加除修正を行い、追加で収集すべき情報や資料について助言します

①出店を予定する市場の動向を踏まえて

②他店と比べた強み(差別優位性)を訴求する

③ワークライフバランスを考えた無理のない計画

④創業者の経歴、強み、思いの訴求方法と事業との関連性を踏まえて

⑤リスクマネジメント(上手くいかないときはどうする)

支援ポイントと成果

日増しに真剣さが出ておられます。

前回助言した内容についても限られた時間の中で

一つずつ丁寧に精緻化を図られており

物静かなお人柄の中に垣間見える

フツフツと湧く情熱と意欲的な取り組みのご様子に感銘を受けました。

これからは、さらにアクセル踏んで進んでいかれると思います。

数字は苦手、といいながらも

事業計画については、販売計画の精緻化を進めておられました。

何度も書き換えたであろう、ノートびっしりに書き込まれた事業計画、、

真剣さがビシビシ伝わってきます。

とはいえ、まだまだ経営構造や損益構造などの

事業経営に関する知識は不十分です。

次回までに月次損益計算に必要な経費、原価の精緻化を

課題とさせていただきました。

湯気が出そうなほど、短時間で多くのインプットでしたが

大丈夫、彼なら出来ると思います。

次回は損益計算書を仮完成させます。

自分の好きな事、やりたい事を事業化したい人、起業したい人へ

起業は目的ではありません。また、

自分がやりたいことを実現するためだけにあるのではありません。

起業は経営するため、生きていくための一手段でしかなく

成立要件(起業・開業)を満たすだけでは、誰も幸せに出来ないのです。

経営とは、日々なる営み。

自分も、大切な家族も、従業員も、

取引先も、大屋さんも、税務署や保健所も、、

みんなを幸せにするために

成功要件(続けられる理由)を満たさなければなりません。

写真は当時のメインバンクの支店長さんからいただいたものです

夢だった社長就任直後を襲った経営危機。連日連夜の資金繰り、銀行交渉、、、

何度も諦めそうになりながら、何度も夢や理想を掲げ直して徹底的に、穴があくまで数字を読み

どうしてお金が足りないのか?どうしたら無理を承知でお金を貸してもらえるのか?

貸してもらえなかったら、どうするか?四六時中、考え抜いた日々を思い出します。

そんな様子を見兼ねたかどうかは分かりませんが当時のS支店長さんがくれた一枚の、この詩を

穴があくまで見続けながら過ごしたことを思い出します

さて、、お会いしてから、ここまでで4時間です。

多分一気に貸借対照表、資金計画も出来るでしょう。

さてさて創業投資費用の見積もりに入ります

精緻な損益計算書、貸借対照表作成のためには、

売上、原価、経費項目の地道な積み上げによる算出が必要です。

ファイナンス論や専門家の助言でよくある

マクロ的な計算はあくまでも概算値であり、

様々な要素、資源を鑑みた時の真の羅針盤にはなりえません。

めんどくさいかもしれませんが

丁寧に積み上げ型で精緻化を図ることを強くお勧めします。

また、事業計画とは資金調達のための事業計画ではありません。

定性的項目、、、

目的、ビジョン、優位性、提供価値などといった

文章化すべき計画は、

長い人生の中でも今しかできない人生設定、

未来の自分の構想化=夢をビジュアル化する

貴重な機会であり

定量的項目

損益計算書、貸借対照表、資金調達計画などは

それらを世界の三大発明と言われたバランスシートを使って

共通言語化(数値化)することで、

誰にでも、いつでも、簡単に伝えられる

数字で組み立てるドリームマップなのです。

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